データマネジメントの学校
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利用者ヒアリングの勘所

要件定義のために利用者にヒアリングする際、「どんな指標が欲しいですか」とだけ聞いても、有効な答えが返ってこないことが多い。利用者自身も、自分が本当に必要としている情報を明確に言語化できているとは限らないため。

効果的なヒアリングのポイントは次の通り。

ポイント内容
業務・意思決定から聞く「どんな指標が欲しいか」ではなく「日々どんな判断をしているか」「何に困っているか」から逆算して必要な指標を探る
具体的な場面を聞く「先週、どんな数字を確認しましたか」のように、抽象的な要望ではなく具体的な行動を聞く
既存の資料を見せてもらう現在使っているExcelの集計表やレポートを見ながら「何を見て、どう判断しているか」を確認する
複数人にヒアリングする同じ役職でも人によって求める情報が違うことがあるため、1人の意見だけで決めない

「欲しい指標を教えてください」という直接的な質問だけに頼らず、利用者の業務プロセスや意思決定の流れそのものを理解しようとする姿勢が、本当に使われるダッシュボードの要件を引き出す鍵になる。