データマネジメントの学校
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KPIツリーとメトリクス設計

KPIツリーとは、最終的なゴールとなる指標(KPI)を、それを構成する要素に分解して、ツリー状(階層構造)に整理したもの。「売上」という1つの指標も、分解すると複数の要因に分かれる。

例えば、売上は次のように分解できる。

売上 = 訪問者数 × 購入率 × 客単価

このように分解しておくと、「売上が下がった」ときに、訪問者数が減ったのか、購入率が下がったのか、客単価が下がったのかを、ダッシュボード上で追いかけられるようになる。KPIツリーを作らずに最終指標だけを並べたダッシュボードだと、「悪い」ことは分かっても「なぜ悪いのか」が分からず、次のアクションにつながりにくい。

メトリクス設計では、KPIツリーで洗い出した各指標について、次の点を定義しておく。

項目内容
定義具体的な計算式(例: 購入率 = 購入者数 ÷ 訪問者数)
集計単位全社/部門/店舗など、どの粒度で見るか
目標値達成・未達を判断する基準

これらを事前に定義し、関係者で合意しておくことで、「その指標、実は部署によって計算方法が違っていた」といった後々のトラブルを防げる。